【第15回:証券会社のご紹介】Moneybullがホイール戦略と親和性が高い「ウィブル証券(Webull)」を紹介

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※本記事は2026年6月時点の情報です。キャンペーン内容や手数料などは変更される場合があるため、最新情報は必ずウィブル証券の公式サイトにてご確認ください。

第13回までで、私がホイール戦略について話したかった内容は一通りお話しました。(出口戦略的な話は実例を示しながらやりたいと思っています)

そして第14回から私のホイール戦略の記録をメインで記事にしようとしていますが、今回は少し話が変わって、実際の取引を行う際の証券会社のお話です。私が米株個別オプションの取引に使っているウィブル証券(Webull)を紹介したいと思います。

ウィブル証券のMoneybullという仕組みが、米国株オプションの「ホイール戦略」と親和性が高いと感じたため、その特徴と注意点について解説します。

ホイール戦略×Moneybullの特徴

本ブログのメインテーマである「ホイール戦略」における留意点の一つとして、プット売り(ターゲット・バイイング)の際には「一定の現金を担保(証拠金・購入力)として証券口座に入れておく必要がある」という点が挙げられます。

一般的に、担保として拘束された資金は、そのままでは株式や債券等への投資に回すことができません。

しかし、ウィブル証券の「Moneybull」という自動運用サービスを活用すれば、米ドルを外貨建てMMF(投資信託)で運用して金利獲得を目指しながら、プット売りの担保としても利用することが可能です。

【米ドル建てMMFおよびオプション取引に関する重要注記】

  • 米ドル建てMMFの金利は米ドルの金利環境等によって毎日変動し、将来の運用成果や金利を保証するものではありません。
  • 米ドル建てMMFは為替リスク(円高による元本割れリスク)や投資信託としての元本割れリスクがあります。
  • 当ブログで紹介しているホイール戦略やオプション取引は、高いリスクを伴う金融取引です。利益を保証するものではなく、元本を割り込む、またはそれ以上の損失が発生する可能性があります。取引の際はリスクを十分にご理解の上、自己責任で行ってください。

そのため、この「Moneybull」のような仕組みがない口座と比較すると、プットオプションの売り建玉保有時に以下のような違いが生じる場合があります。

  • 「Moneybull」のような仕組みがない口座の場合: 主にプットオプションのプレミアムの獲得を目指す。
  • ウィブル証券(Moneybull利用)の場合: プットオプションのプレミアム+外貨建てMMFによる金利の双方の獲得を目指せる可能性がある。(ただし外貨建てMMFには上記元本割れ・金利変動リスクあり)

このように、担保金が効率的に活用されない環境に対し、ウィブル証券では担保金を外貨建てMMFで運用し、金利を生む仕組み(※ただし上記元本割れ・金利変動リスクあり)が提供されています。

この「オプション料」と「外貨建てMMFによる金利」の双方を同時に狙える可能性(※ただし上記元本割れ・金利変動リスクあり)があることで、ウィブル証券がホイール戦略を行う際の1つの選択肢になり得ると考えています。

  • 他社でも独自の金利優遇プログラム等で同等の効率化を図れる場合があります。
  • プット売りによる担保として拘束されていない資金に対しては、他社でも手動で外貨建てMMFに投資することで金利を得ることが可能です。(こちらも上記元本割れ・金利変動リスクあり)

Moneybullのデメリット・注意点

Moneybullはメリットばかりではありません。私が実際に利用する中で気になった注意点についても共有します。

「オプションの担保(購入力)」としての扱いが100%ではない

Moneybullでは、評価額の98%がオプションの購入力(担保)となり、評価額の100%全てを担保とできません。

そのため、MMFの評価額の100%全てを担保としたい場合は、MMFを解約して現金化するなどの手間が必要になります。
※現金化した担保は上記で説明したMoneybullによる金利を生む仕組みの対象になりません。

現金化(解約)にタイムラグがある

Moneybullは外貨建てMMFであるため、完全に現金化(日本円にして出金など)するためには解約手続きが必要です。

ファンド営業日の15:00までに申請を行うと翌営業日に現金化されるため、即時現金化ではない点に注意が必要です。

外貨建てMMFとしてのリスクがある

上でもさんざん注意喚起していますが、外貨建てMMFなので外貨建てMMFとしてのリスクは当然としてあります。

具体的には「投資信託としての元本割れリスク」、「為替変動による元本割れリスク」、「外貨建てMMF自体の金利変動リスク」などがそれに該当します。

その他のウィブル証券の留意点

Moneybull以外の部分で、ユーザーによって好みが分かれると思われるポイントも挙げておきます。

為替取引に手数料がかかる

最近では為替取引に手数料がかからない証券会社が増えてきていますが、ウィブル証券では1米ドルあたり15銭の為替手数料(スプレッド)がかかります。

そのため、ドルと円を頻繁に入れ替えるような投資スタイルよりも、1度米ドルに変えたら、しばらく米ドルのまま運用し続けるという中長期的な運用に適している形になります。

入出金にコストがかかる

国内の主要ネット証券など、提携銀行との連携で入出金手数料が無料化されている口座と比較すると、ウィブル証券は出金時に所定の手数料(コスト)がかかります。

また、クイック入金非対応の金融機関から入金する場合は入金手数料も自己負担となります。

そのため、頻繁に入出金を繰り返すスタイルよりも、中長期的に資金を腰を据えて運用するスタイルに適している形となります。

NISA・iDeCoに非対応

ウィブル証券は現時点でNISAやiDeCoに対応していません。

すでに他社でNISA口座を開設している方にはサブ口座として問題ありませんが、「これから投資を始めるので、まずはNISAから手をつけたい」という初心者の方にはハードルが高く感じられる可能性があります。

日本の投資信託の取り扱いがない

こちらも同様に、国内の一般的なインデックスファンド等の積み立ては行えません。米国株や米国オプションに特化した証券会社という性質が強いと言えます。

オプションの「売り」を単体で行うのが難しい

ウィブル証券でオプションの「売り」を行うには、ターゲットバイイング、カバードコール、あるいはストラテジー取引(複数のオプションを組み合わせる取引)に限られます。

ターゲットバイイングやカバードコールは、現金や株式を担保として拘束する必要があるため、いわゆる「裸の売り(ネイキッド・ショート)」のようなレバレッジを効かせた運用はできません。また、ストラテジー取引の場合は最初から「買い」と「売り」をセットで発注する必要があるため、単独で「売り」のポジションだけを持つことができません。

この制約によって、オプションの「買い」に対して後付けで「売り」を追加し、合成ポジションを組んで「リスクヘッジ」や「利益確定」を行いたい投資家にとっては、出口戦略の選択肢が限られてしまいます。

そのため、オプションの「買い」をメインとしたい場合は、戦略の幅が大きく制限される点に注意が必要です。

ただ、レバレッジをかけたオプションの「売り」は非常にハイリスクな投資法であり、それをできないようにしているというのは、リスク管理の徹底という意味では健全だと思います。

一応、本記事を執筆している2026年6月時点でも、オプションの「買い」に対して後付けで「売り」を追加できるようになっている証券会社もありますが、それは証拠金管理やリスクヘッジの計算を高度にこなせるオプション上級者向けになると思います。

どのような投資家に向いているか?

上記の特性を考慮すると、初期投資として「NISAを活用し、月々少額から国内の投資信託を積み立てたい」という完全な投資初心者の方が最初に選ぶメイン口座としては、やや不向きな側面があります。

また為替コストや出金コストがかかるという観点から、運用益の一部を定期的に生活用口座に移したいという方にも向いていない傾向にあります。

またオプションの「買い」をメインで行い、後付けで「売り」を追加していくことを想定しているオプション上級者にとっても、出口戦略が難しくなることが予想されるため、あまり向いていない傾向にあります。

一方で、「すでに他社でNISA口座等の基盤を持っており、新たな中長期投資の選択肢の1つとして米国株オプションでのホイール戦略に興味がある」という投資経験のある方にとっては、プット売りの担保資金の効率化(Moneybullの効果)を享受する目的で、サブ口座の選択肢の一つになり得ると考えられます。

【まとめ】ホイール戦略の選択肢としてウィブル証券を検討する価値はあるか?

米国株オプションの「ホイール戦略」では、プット売りの際に待機資金(米ドル)が発生します。 この待機資金の置き場所として、例えばウィブル証券の「Moneybull」という選択肢を活用すれば、オプションプレミアムを狙いつつ、待機資金に対しても外貨建てMMFの金利獲得を目指すことが可能です。(※他社でも外貨建MMFへの手動投資や、独自の金利優遇プログラム等で同等の効率化を図れる場合があります)

もちろん、外貨建てMMFには為替変動リスクや元本割れリスクがあり、将来の運用成果が保証されているわけではありません。

また、「為替手数料」、「取り扱い銘柄」、「手数料体系」などにも違いがあるため、「Moneybull」以外の観点からもご自身の投資スタイルに合致しているか比較検討が必要です。

「すでにメイン口座を持っており、サブ口座としてウィブル証券のMoneybullによる待機資金の運用に興味がある」という方は、選択肢の一つとしてウィブル証券のサービス概要をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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ホイール戦略:学習ロードマップ
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