第20回の記事に記載した通り、7/23にキンダー・モルガン(KMI)のプット売りをして、8/13に利益確定をしました。しかし、2026/8/17〜8/21の週はホイール戦略のポジションを持たずに見送りとする判断をしました。
オプションの売りを行うホイール戦略は大きなリスクを伴う手法だからこそ、徹底したリスク管理は非常に大切だと思っており、今回は、先週あえてトレードをしなかった理由と今後の予定について、私のリアルな思考プロセスを記事にまとめました。
先週エントリーしなかった理由
先週エントリーしなかった理由は、今の米国株に対してホイール戦略を仕掛けるのはリスクに対してリターンが小さいと感じたためです。
私が考えている今の米国マーケットのリスクとプット売りによる期待リターンに関する考えは以下の通りです。
リスク面:世界の長期・超長期金利を巡る不安があり、株価変動リスクが高い
本記事を執筆している8/22時点のアメリカの長期金利は4.736%とリーマンショック以降で見ると、歴史的な高水準圏まで上昇してきています。
金利が上がってくることは当然、株にはマイナス影響であり、この高金利は米国株市場を不安定化させる要因になり得ると考えており、現在の米国株にはそれなりの価格変動リスクがあるのではないかと考えています。
現に2026/8/17〜8/21の米国株の値動きも全体的に低調であったと考えています。
リターン面:VIXが低くオプション売りで得られるリターンが大きくない
リスク面では株価の変動リスクが大きいと判断しましたが、それに対してVIXは15%前後で推移しており、かなり低い水準まで下がってきています。
VIXが低いということはオプションの売りによるリターンが低いということでもあります。
上記の観点から、今の米国株に対してホイール戦略を仕掛けることは、ハイリスク・ローリターンの取引を行うことだと思ったため、積極的にホイール戦略をする気にはなれませんでした。
そのため、先週(2026/8/17〜8/21)はエントリーを見送りました。
今後のトレード予定
来週以降も同じような状況が続くと思うので、リスク面、リターン面のいずれかが改善されるまでは取引は見送り予定です。
ただし、市場全体のボラティリティが低くても個別銘柄を見るとボラティリティが高い銘柄があるかもしれないので、状況によってはそういった銘柄に対してホイール戦略を仕掛ける可能性もあるかもしれません。(実際、KMIはIV Rank、IV Percentileが50%近い水準まで迫っており、もう少しIVが上がってくれば、候補にしてもいいかなと考えたりもしています)
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